あがり症を克服する!
初めてのデートで緊張して失敗をしてしまう。
デートがうまく行くように、彼女に嫌われないように
頑張れば頑張るほど空回りしてしまう事があります。
彼女と一緒にいて緊張が高まってしまうと
- 赤面してしまう。
- 異様に汗をかく。
- 動作がぎこちない。
- 声が裏返ってしまう。
などの症状がでてしまうのは、社交不安障害の影響かもしれません。
社交不安障害には『限局型』と『全般型』があります。
たんにあがり症と言っても精神学的には、二種類に分類されているんです。
- 不安や恐怖を感じたときにでる症状を『限局型』
- どんな状況でも症状が出てしまう『全般型』
人は常に緊張しているわけではありません。
慣れないことや経験のなかったことを人に見られ緊張するとあがってしまうんです。
1万人の前でマイクを持って唱うとか、誰でも緊張します。
あがってしまって当たり前です。
プロ歌手でも大きなコンサートでは緊張しますし、あがることもあります。
「手のひらに人と書いて飲み込む」なんて人に飲まれないよう緊張を解すお呪いもありますが、人という字を飲み込んでステージに上がるときに右手と右足が同時にでてしまい「効いてないじゃん」と生唾を飲み込み余計に緊張して、天まであがり地に足がついてない状態で何が何だかわからなくなったりします。
それを社交不安障害とするならば、世の殆どの人は社交不安障害となります。
(昔は社交不安障害のことを対人恐怖症と言っていた)
だれでも社交不安障害の要素は持っていると言う事で、それらは病気ではありません。
あえて心理学とか精神医学で分類するならば、社交不安障害の一種であるのではないかと言うことで精神医学を参考にしながら、あがり症を克服する為の話を進めます。
部屋の中に座り1人でリラックスしているときは赤面もしないし汗をかくわけでもないけど、外にでて行き交う人の視線を感じたり注目を浴びたりすると、落ち着かなくて汗がでてきて、ひどくなると息切れやめまいなどの発作に襲われたりするのが『全般型』です。
彼女とデートのときだけ、赤面したり汗をかいたり声が裏返るのは特定の人だけに症状がでてしまう『限局型』ですから、相手が症状の元になっていては、デートも上手くいきません。
デート回数の少ない男性は、何かあると対処方法もわからず焦ってしまいます。
だって経験がないんですから、デートマニアルを読んで「こんなときはこうする」なんて頭に入れておいても、千差万別のデートでマニアル通りに行く方が奇跡です。
たんに経験値が少なく余裕がないから緊張するわけで、それほど気にすることもありません。
デートはマニアルよりも経験による慣れが必要です。
慣れて余裕がでてくると緊張もしなくなります。
親と話をして赤面するなんてことありませんよね。
親は自分の性格や性質を知っているわけで、今さら自分を良く見せようなんて考えないから余裕があり緊張しないんです。
親には自分を飾って見せることを止めているわけで自然体です。
じゃ彼女にも自分を良く見せようと思わず、自然体の自分をさらけ出してしまえば緊張もなくなりますが、それでデートが成功する訳ではありません。
素の自分をさらけ出してデートが上手く行く人なら、とうの昔に彼女がいます。
素の自分を学校や会社で見ていた女性もいたはずですが、過去に恋が実っていないというのは、飾っていない素の自分に女性が魅力を感じていなかったわけです。
やはり今までモテ無かった男性であれば、自分を良く見せるデートプランを実行しなければ恋が実る可能性は低くなります。
自然体でいたら上手くいく可能性は低い、良く見せようとすると緊張してしまい失敗してしまう。
彼女とのデートに慣れれば緊張もしなくなるので、あがることはありませんが、慣れるのが先かフラれるのが先かで崖っぷちを歩くことになり余計に焦ってしまっては元の黙阿弥。
一般的にあがり症を克服する方法で深呼吸とかありますが、深呼吸で収まるぐらいなら苦労はしません。あがり症克服セミナーとか、あがり症克服講座に参加して正論を聞かされても、各自の性格的な根本的要因が排除される訳でもなく、あがり症が克服できるなんて、あがり症の本質を知らない人が言っているだけです。
そこで、あがり症の貴方に提案するのが「緊張してます」宣言。
彼女と話していて汗が出てきたら「澄んだ目で見られたら緊張します」宣言。
彼女をリードしていて道を間違えたら「綺麗な人と一緒で緊張してます」宣言。
彼女と食事していてフォークを落としたら「素敵な人と食事をするのは初めてなので緊張してます」宣言。
「緊張してます」を連発して、自分の率直さを彼女に見せる方法。
「女性だって福山雅治のような人とデートしたら緊張するでしょ」
こんなセリフを言われたら彼女は悪い気がしません。
貴方の緊張を彼女に対する敬意に変えてしまうんです。
そして貴方の失敗を見て彼女が笑って、貴方が緊張していることを受け入れてくれたなら成功です。
緊張している貴方を彼女に見せて→素直な人、率直な人、憎めない人、飾らない人、女を騙すような人ではない、良い人だと思ってもらうんです。
だから最初は緊張しててもいいんです。
いえ緊張していた方がいいかもです。
貴方が緊張していることで、貴方に対する彼女の好感度は上がっていますから、2回目のデート、3回目のデートと彼女と過ごす時間が増えるに付け貴方もデートに慣れてきて緊張しなくなります。
会社の会議でプレゼンするときも「緊張してます」と宣言してから咳払いして「それでは説明に入ります」と裏声で話し出したら大ウケです。
そのあと、戸惑いながらも一生懸命プレゼンをすれば、スラスラとプレゼンをこなした人よりも、貴方のプレゼンは印象に残ります。
自分が緊張する人であり、あがり症であることを宣言してしまえば、みんな貴方を受け入れてくれます。
あがり症と言うデメリットも、やり方しだいでメリットになります。
元々、良いところを見せようと思う気持ちから、緊張してしまうんですから、緊張を受け入れ緊張していると宣言してしまうことで、自分の好感度をあげ、彼女を楽しませることで、自分の緊張を無くす。
ねっ良い方法でしょ。
もともとデートで緊張する人が「緊張するな自然体でいましょう」なんてこと言われても無理なんです。
書店に並んでいる「あがり症克服本」の殆どは参考にはなっても実戦には使えません。
何十年も生きてきて性格を変えろと言われているようなものですから、奥手で控えめな男性に「明日からプレーボーイになりましょう」と言っているのと同じです。
ドライブデートで、バック駐車するとき彼女の横顔が目に入り緊張してしまって、右の車にドッカン!後ろの車にゴッツン!して「緊張してます」では困りますけど。あ、こんな事を例にだして説明してしまうと益々緊張してしまいますよね。
ごめんなさい。
でも、緊張していることを彼女にアピールすることはプラスになります。
あがり症の人は相手を持ち上げながら「緊張してます」と宣言しましょう。
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