彼女が貴方の事をめんどくさいと男と思う時。
「なにかにつけて口出ししてくる」
「束縛が激しく嫉妬深い」
「愛情表現が激しすぎる」
「一日中電話かラインをしてくる」
「自慢話が多い」
「すぐに感情的になる」
「優柔不断でデートも人任せ」
「何処にいるのか、何をしているのか報告を求める」
女性が男性のことを面倒だと思う理由はこんな感じですが、これらの全ては男性の上から目線。
なんだか嫌な上司に似ていませんか?
『ほうれんそう』報告・連絡・相談を意味なく部下に求める上司。
たとえば彼女が久しぶりに旧友と集まるとき。
「女子会に行きます」→「いつ何処で誰と何時まで?」
「22時頃には終わると思う」→「迎えに行こうか?」
「無理しなくていいよ」→「無理してないよ」
「二次会があるかもしれないから」→「22時に終わると言っただろ?」
「予定は未定よ」→「じゃ朝まで飲むかもしれないってこと?」
「そんなことないと思うよ」→「じゃ終わったらラインして迎えに行く」
こんなやり取りが彼氏と続くと女性もウンザリします。
女性はある意味忙しい。
映画も音楽も美術もスポーツも旅行も多種多様に楽しみます。
女性は母親や姉妹で食事したり旅行に行ったりしますが、男性が父親と旅行に行ったり兄弟で遊びにいくなんてことは希ですよね。
旧友と美術館やコンサートに行くこともありますし、会社の同僚とカフェで喋り込んだり、料理や手芸の教室に出向いたり、1人の時はジムで汗を流したりと、買い物なんかしょっちゅう行きますし、女性は男性よりもやることが多くて交際相手だけに時間を割くことができません。
貴方が送ったラインだって、彼女にしてみたら友達・親姉弟・同僚から来ているラインの中の1つ。
常に誰かしらと繋がっている女性にしてみたら、彼氏に集中するのは負担でしかありません。
このような女性の特徴は、女性が歳を重ねるほど増えていきます。
男性が年齢とともに連絡もそれほどしない知人が増えて、友達が減る現象の真逆です。
男性のように、仕事とゴルフ、仕事と釣り、仕事と車、なんて固定した範囲で動いているのとは違います。
特に恋愛に夢中になっている男性は、仕事と彼女に集中してしまいますが、女性はそうはいきません。
彼氏に集中してしまうと、女性のテリトリーから弾きだされてしまいます。
「22時に迎えにいくよ」→「はい」では女子会メンバーの関係が薄れるようで不安を感じます。
しかし、男性が放任主義で彼女に執着すること無く自由にさせれば良いのかと言えば、それも違います。
女性は基本、かまってちゃんです。
彼女も忙しいだろうからと気を使い連絡もしないでいると、彼女の機嫌を損ねます。
「なによ、連絡もしないで」→「忙しいかと思って」
「そんなこと言ってライン面倒なんでしょ」→「そうじゃないよ」
「じゃ連絡ぐらいして」→「うん」
こんな感じで叱られます。
めんどくさい男をやめて放任主義になってもダメなんて「どうすればいいんだ」と戸惑います。
丁度良いぐあいに束縛して口出しもしないと女性は愛されてないなんて思う訳で、男性としては彼女との距離感を計りながら連絡する必要があり匙加減が大変。
その匙加減も女性によって捉え方が違うわけで
朝昼晩の1日3回のラインで満足する女性がいる一方
朝と夜の電話が必須であったりして、人それぞれ。
この人それぞれの対応をしなければならないのは
互いが相手に対する好き度によります。
好きで好きでどうしようもない程に好きなら
ずっと繋がっていたいわけですし
好きな人に何を要求されても受け入れたりします。
まして好きな人にラインを送信したり返信したりすることは、快感であっても不快な作業ではありません。
女性が男性をめんどくさいと思う事は、それほど好きでも無くなったという心の変化です。
貴方の事は嫌いでもないけど、他にも好きなことがある。
女子会に行く事は快楽ですが、その快楽を「行くな」と否定されたりすると不快な気分になりますから、彼氏に反抗的な気持ちも生まれます。
「私の時間は貴方だけの物ではない」と思う気持ちの変化の現れが、めんどくさいと感じる時なんです。
めんどくさいと思うときがあるのは、飽きてきた証拠。
彼氏と絡むことに飽きてきてドーパミンが分泌されることがなくなってきたので、快楽を伴わない作業などしたくない気分。
喜びを感じない作業は苦痛です。
そもそも、恋愛の喜びと苦痛が心の中に同居していては、恋愛は成立ちません。
貴方との交際が苦痛となれば彼女は別れを選択します。
もしも貴方が「女子会に行くな」と言った場合。
女子会の喜びが5であれば、彼女に取って貴方に8の存在価値が必要です。
女子会に行く事をなんのお咎めもなく認めて貰えれたときは、
女子会に行く喜びの5と貴方の存在価値8を足して13が彼女の快楽となるんです。
しかし、貴方が女子会に行く彼女を引き止めた場合に
貴方の存在価値の8から女子会に行かないと選択した5を引き残りの3が彼女に残った快楽の数値となります。
女子会に行かない選択をした場合の残りの快楽3で彼女が納得すれば、貴方との交際を続けますが、3で不満を感じるのであれば別れを選択して女子会の5を残します。
女性は足し算はしても引き算は嫌いなんです。
貴方の言動で引き算をしなければならないとき、それが女性が感じるめんどくさいです。
めんどくさいは、快楽の天秤計りで、どちらに傾くかだけのことで、めんどくさい方に傾いたらアウトで快楽側に傾いている間は、貴方が何を言おうと、女性はめんどくさいなんて思わないんです。
めんどくさい男にならないように気をつけましょう。
↓これらのことは下の記事にまとめてあります。
好きで好きで仕方ないって時は、束縛とか関係ないんですよね。
もう貴方の存在が彼女にとって重要で愛が溢れていれば、めんどくさいなんて思うどころか、もっと煩く言って、もっとかまって、もっと嫉妬して、もっと抱きしめてとなるんです。
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