- 非常事態宣言地域から娯楽を求め非常事態宣言地域外へ行く人がいる。
- 2020年における非国民の定義はなんでしょう?
- 危機管理は想像力の問題なんです。
- 危機管理に欠けた無頓着な男性は、無頓着な女性と仲良くなります。
非常事態宣言地域から娯楽を求め非常事態宣言地域外へ行く人がいる。
恋愛・婚活には一般的な常識が必要です。
「あの人変わっているわね」なんて思われたら、魅力的で教養のある女性には受け入れて貰えません。
4月7日に新型コロナウイルスが急速に拡大を防ぐために、東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・福岡の7都道府県に向けて非常事態宣言がなされましたが、一部の人たちは非常事態宣言地域外へ移動しパチンコに興じる人もいて、ネットで叩かれていますが、皆が自粛している時に皆が考える常識外の行動をすると反感を買うんです。
日本が戦時中だったころ政府の方針に従わない者を非国民と言いました。
「欲しがりません勝つまでは」「贅沢は敵だ」と子供は学徒動員に繰り出され、主婦は竹槍を持たされ、鬼畜米兵に立ち向かわなければ、非国民とされた時代です。
今の感覚からすると、馬鹿馬鹿しく思いますが、当時は当たり前のことでした。
そして今、自粛しない人が非国民扱いされています。
2020年における非国民の定義はなんでしょう?
顔をすっぽり隠す猛毒マスクにゴム手袋をつけ防護服を着て消毒液を浴びてパチンコをすれば、他人と自分の身を守ることはできるかもしれませんが、そこまでリスク管理ができるような人は、そもそもパチンコをしません。
性善説では自粛しない人がでてきますから、性悪説に基づいて強制的にしないかぎり七割減、八割減の自粛なんて不可能なんです。
こんな時にパチンコをする人は、自分だけは大丈夫と思う心理が働いています。
不安を感じながら生きていくことは難しく精神的負担が大きいので、自分都合でリスクを根拠なく変換してしまう正常性バイアスが影響しています。
熊出没注意の看板を見て危険を感じ、その場を離れる人は熊に襲われることはありませんが「今年は熊の噂を聞いてないから」と奥地に足を踏み入れる人は、熊に襲われる可能性が大きくなります。
危機管理に関して敏感な人から見たら看板の注意書きを無視する人の行動は自殺行為ですが、新型コロナウイルスに関しては熊出没注意どころの話ではありません。
注意勧告に従わず運悪く新型コロナウイルスに感染してしまうと、家族や職場にまで迷惑をかけることになります。
そして家族や職場に元々疾患を煩っている人や老人がいて、もし自分が感染元になるようなことを考えるとノンキにパチンコなんかできない筈です。
自分の周りは若者ばかりで、たとえ移してしまったとしても、重傷化するような者はいないなんて考えるのも無理があります。
その若者にも家族がいるんですから「おまえに移されたコロナで家の爺ちゃんが・・・」なんて不可抗力であったとしても恨まれることがあるかもしれません。
病院や保育園のクラスターが報道されていますが、病院で働く医者や看護師、保育園で働く保育士は自分が最初の感染者になりたくないと言います。
それは、移した移されたの問題が付きまとうからで、自分が被害を与えた側である引け目を感じるのは嫌なわけで、第一号感染者にはなりたくありません。
そんな神経の持ち主は、自分が感染しないようにとても気を使いますが、先が読めない人は感染に無頓着ですから「運が悪かったよね」「自分も誰かに移された被害者」で済ましてしまいます。
それも正常性バイアスで、自分が責任を感じないようにする心理で、後悔はしても反省はしません。
自分のことだけを考え新型コロナを広めてしまうかもしれない行動をする人は、2020年の非国民と言われるかもしれないんです。
危機管理は想像力の問題なんです。
路地裏を車で走っているとき、物陰から子供が飛び出してくるかもしれないと想像していれば、自然と速度を落とすことになり事故を避けることも容易ですが「誰も飛び出してこない」と自分都合の正常性バイアスを働かせアクセルを踏んでいたら、事故を避ける対応は遅れます。
玄関を出て空を見上げて、どんよりとした曇り空が見えたら傘の用意をするのと同じなんです。
ドラッグストアで働く人が「マスクはいつ入る」「消毒液はないのか?」とピリピリした客から罵詈雑言を浴びせられる事例が増えていますが、こんな時ですからニュースを見ていたらマスクや消毒液がないことぐらい想像もついて、もしマスクや消毒液が入荷し店頭に陳列する時は、転売屋のような3倍10倍の値段をつけて売るわけでもなく、こんなときにパートやアルバイトで危険を冒し働いてくれている人に感謝すべきで、八つ当たりなんてできません。
危機管理に欠けた無頓着な男性は、無頓着な女性と仲良くなります。
先が読める危機管理のできる女性は、危機管理に疎い男性を好みません。
似たもの夫婦と言われるように、考え方の釣り合いが取れない男女は結ばれないんです。
価値観が違うとうまくいかず衝突します。
まかり間違って価値観の違う男女が結ばれたとしても、熱愛中に女性の脳に分泌されていたドーパミンも、時間と共に分泌されなくなってきますから、価値観の違いに気がつき正常な判断ができるようになります。
離婚原因第一位の価値観の違いですが、新型コロナウイルスに対する危機管理の意識の違いで、別れる男女も徐々に増えてきました。
衛生管理に気をつけている妻と、手洗いに疎く服も着替えずソファーに寝転びテレビを観ている夫の組み合わせでは喧嘩になります。
それこそ子供がいたら大事で、新型コロナウイルスの認識の違いが離婚問題に発展しかねません。
しかし、マスクもせず新型コロナウイルスなんか、何処吹く風と出歩いている女性となら上手くいきます。
そんな男女は他人からどのような目で見られているかも想像していませんから、某らの理由をつけ自分の行動が正しく普通だと認識しているんです。
しかし男女とも無頓着だと正常性バイアスが働いて深く考えませんから、何かあると都合の悪いことは忘れ「もっと良い人がいる」なんて簡単に別れてしまう可能性も大きく長続きしません。
生きるために必要な仕事や買い物以外で、今の時期にフラフラしている人は、他人の命に関わる行動をしているなんて、夢にも思わない想像力のかけらも無い危機管理に欠けた人ですから、越境してでもパチンコに行くんです。
世間から白い目で見られる行動をしている男性は、女性からも軽蔑されますが、我慢できずにパチンコに行ってしまい女性に白い目で見られたら言ってやりましょう。
「パチンコが俺の生きるための仕事だ!」と
そんな台詞を聞かされた女性の目は、白目どころか黒目が無くなると思います。
(付け足し)
全国で約1000店舗のパチンコ店が臨時休業しています。郊外に広い土地を借り一台40万円から50万円ほどするパチンコ台を保有するパチンコ店の固定費は大きく、閉めるに閉められないパチンコ遊技場もありますが、パチンコはセーフティネット保証の対象外です。反社会的なイメージがつきまとうパチンコですが、23万人ほどの雇用者がいるのも事実で、パチンコ店の切り捨ては23万人の雇用問題でもあります。カジノでもコロナウイルスの影響がでていて大阪のIR事業者のひとつでもあったMGMリゾーツ・インターナショナルが提案書を提出ができなくなりました。米カジノの99%が閉鎖していて経済的に大打撃となっているのが理由だそうですが、新型コロナウイルスの影響でカジノ法案(IR推進法案)も頓挫しそうな勢いです。
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