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【恋愛】恋をしないのは規範的理想化でしかありません。

「恋人なんていらない」「恋愛をしない」なんて言う人がいます。

本能的に人は異性を求めるようにできています。

しかし、本能に逆らうかのように恋を否定し、恋愛から遠のく人がいるのは何故でしょうか?

それは恋人を作らないのではなく、恋ができない敗北感から抜け出すために自分を納得させ言い訳をしているに過ぎません。

ステキな恋愛をしている人に「恋人は必要ですか?」と聞くと「必要です」と答える人が殆どですが、長年恋人がいない人に「恋人は必要ですか?」と聞くと「ひとりの方が自由」「恋人に縛られたくない」なんて返事が返ってきます。

本能では異性を求めるようにできているのに「恋人はいらない」と答える人は人間が持つ本来の欲望に負けない意思の強い人です。

しかし、そんなことがまかり通ってしまえば、子孫が生まれることはなくなり人類は滅亡してしまいます。

そもそも、恋愛は人間最大の煩悩でもあるんですから「恋人はいらない」と答えるのは負け惜しみでしかありません。

一生懸命働いてお金を儲けたり、お洒落な服を着て髪型を気にしたりするのは、よりよき異性を獲得し子孫を残す本能がさせている行動でもあります。

その子孫繁栄の原理に基づいた競争に負けて、パートナーとなる異性を獲得できなかった時の敗北感は最高のストレスであって、自己の存在理由さえも否定されることになります。

そして、自己を守るために何らかの理由をつけ精神的な負担を減らし、自分の存在意義を見いだそうとして「恋人はいらない」と自分の存在意義を守ります。

「一生ひとりで生きて行かねばならない」と考えるよりも「独りで気ままに暮らした方が気楽」と思った方が精神的な負担はありません。

実際に異性を求めなければ、身なりに気を遣わなくても済みますし、食べて寝る場所さえ確保できれば一生懸命働かなくても済みます。

人が異性を求める本能を切り捨てれば、本当に楽な生活ができる一方、現実的には社会から孤立し疎外されることにもなるので、他の人と自分を比べてしまうと精神的に辛くネガティブであるのに、無理矢理にでも理由をこじつけポジティブに変換しなければ、自己が崩壊してしまいます。

それは不安の先送りでしかありませんが、ネガティブな思考を無理矢理ポジティブに変換してしまうことを、規範的理想化といいます。

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そして規範的理想化は肥大していきます。

取り返しのつかなくなった年齢になってから、後悔して行動を起こしても後の祭りとなることが大半ですから、また過度に規範的理想化をしてしまい泥沼にはまり込んでしまうことになります。

一般的な人と自分を比べられることを恐れ、人付き合いを避けるようになってくると、お正月やクリスマスなど世間が浮かれているのを見て「馬鹿な事をして」と思うようになり益々孤立して疎外感に包まれ、常識から外れた価値観と頑固さも増していきます。

それらのことから、50歳60歳までずっと独身で通してきた人は、変わり者が多いと言われる原因となっている一因でもあるんです。

20代の頃に話が通じていた友達同士でも、30歳となり結婚して子育てを経験している人と、ずっと独身でいる人では話も通じなくなってしまいます。

そして年齢に応じたそれなりの経験がない人は、話が通じない常識のない人だと思われます。

周りから変わり者の烙印を押されてしまうと、もう条件の良い恋愛なんてできませんから、自分と釣り合いがとれる相手となると、大きくレベルを下げなければならなくなっています。

そこで妥協ができないと、泥沼にはまり込んで抜け出すことさえできなくなります。

自分都合で考えることができないと精神的に耐えられません。

なぜなら人間が生きる上で何もかもがうまくいくはずもなく、なんらかの不都合や不満はでてくるわけで、そこで自分都合に考えることができずに、不平不満に押し潰されていては生きていくことは辛いことでしかありません。

だから人間は辛いことなど忘れてしまうようにできていて、過去に付き合った人の悪いことや都合の悪いことは忘れてしまい、良い思い出だけが記憶に残るようになっているんです。

とくに男性は、都合良く変換して記憶する傾向があり、女性が過去の男ことを忘れてしまうのに比べ、男はいつまでも過去に付き合った女性が、自分のことを思い続けているように思っていたりします。

だから、普段は理論的思考の男性でも恋愛となると女性心理を女性の立場で考え捉えようとしません。

私が書いているような恋愛心理学的なサイトやブログを読んでいる読者は、圧倒的に女性が多く相手となる男性心理を研究する傾向が強くありますが、かたや男性は直接的なアプローチ方法ばかりに思考も行動も行ってしまいがちで、自分を変えることなく女性を射止めようとする傾向があります。

書店で恋愛本を探すと女性向けの書籍は多くありますが、男性向けの恋愛本は殆どありません。

男性向けの書籍はナンパ本のような『こうして女をゲットしろ』的なものばかりです。

女性は恋愛で成功するために相手を読みとき髪型を変えたり自分の雰囲気を変えてみたりしますが、男性は恋愛に関して直接的で恋愛に戦略がなく自分を改善しないんです。

ありのままの自分で彼女ができないなら、自分を改善するのが恋人を作る一番の近道であるはずなのに、恋に関して相手を研究せず努力をしない男性は、恋人ができない自分都合の理由付けをするだけで、理論にかけ行き当たりばったりで真の恋愛から逃げています。

ハードルが上がる前の適齢期に恋愛をしたほうが良い。

やはり人は平均的な事例を参考にして人を判断しますから、適齢期に結婚して子供を育てる事が常識となっていて、その枠から外れた人は疎外感が生まれるので、焦ってパートナーを探したりするわけですが、そう簡単に理想のパートナーはみつからないんです。

切羽詰まってパートナーを探しても、そこにも規範的理想化的な考えがあるので、自分の価値を計ることなく「相手に見る目がない」とか「男を金で選ぶ女ばかり」なんて理由で自分の欠点を認めません。

「容姿で人を判断するなんて」と文句を言っても、それは過去の自分が言っていたことで天に唾を吐いているようなものですから、マッチングがうまくいくはずもありません。

もう妥協してでも年齢適齢期に恋人は作った方がいいんです。

それに、もしも付き合った恋人が理想の人でなくても、そこでも規範的理想化現象は現れます。

恋人とうまく行かず喧嘩ばかりしていたとしても「恋人がいないよりもマシ」だとか「独りで寂しい思いをするより良い」と気持ちを都合良く変換してしまいます。

人間とは不思議なもので、どう転んでも自分都合で考えるようにできていて、精神的安定を保とうとするんですから、どうせ規範的理想化で自分を誤魔化すなら理想の恋人でなくても相手をみつけ恋をしたほうが、人間の持つ本能的に合理的で理にかなっています。

そして女性ウケする男に自分を改善する手間を省きたいのであれば、少しでも若いうちに行動を起こし女性を射止めた方が有利です。

今が30代であれば今のうちに、40代でも50代でも同じです。

歳をとり年収が多少上がろうとも、損益分岐点を考えると若い方が有利で、年齢とともに男性の価値も下がるんです。

男も先になればなるほど、恋愛は不利な状況に追い込まれてしまいます。

後から恋愛弱者となった自分を規範的理想化で納得させてお茶を濁し自分を正当化するよりも、今の自分で手に入れることができる女性が、自分と一番バランスが取れている最高の彼女です。

いま彼女がいないなら、いま彼女を作る努力をすべきです。

いま行動しなければ、先に彼女を作ろうと思ったときに大きな妥協をしなければならなくなります。

相手を選ぶことが不可能になって、女性に選ばれるのを待つ男になってしまってからでは幸せにはなれません。

とにもかくにも、今彼女がいないなら、いますぐ彼女を作りましょう。

 

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