- 彼女と手を繋ぎたいが、きっかけが分からない。
- やはり女性と手を繋ぐこともできないような男性は、女性と手を繋ぐ権利もないのでしょうか?
- 彼女と手を繋ぐことぐらい簡単で迷いはいりません。
- やはりムードを大切にしなければなりませんから、制汗剤に代わる奥の手をご紹介致します。
- 一流のスポーツ選手は技術だけで世界に羽ばたいているのではありません。
彼女と手を繋ぎたいが、きっかけが分からない。
そんな時は、黙って手を繋ぎましょう。
下手にチャンスを待っていると、楽しい時間はあっと言うまに過ぎてデートが終わってしまいます。
それにチャンスって来ません。
「彼女と商店街を歩いていたらオクラホマミキサーが聞こえて来て、自然と手を繋いでフォークダンスを踊っていた」なんてことはありえません。
強者男性だと内ポケットに隠したスマートフォンから、オクラホマミキサーを自分で流し強制的に手を繋いでしまう不届き者もいますが、弱者男性だとスマートフォンの電池が切れていたとか、近くを歩いていた男性に先を越されたなんてことになりかねません。
そもそも賢明な女性に小細工なんて効かないんですから、内気な貴方は紳士らしく正々堂々と手を繋いだ方が女性も好感がもてます。
しかしながら、内気で意固地な男性は「オクラホマミキサーがダメならマイムマイムがあるじゃないか」と言うと思いますが、オクラホマミキサーよりもマイムマイムの方が難易度は上です。
なぜなら、マイムマイムは『かけ声をかけて力強くステップを踏みながら移動する』と『学習指導要領解説体育編第2章第5学年及び第6学年』に記載されていた気がするからです。
だいたい女と手を繋ぐことも出来ないような内気な男性が、かけ声をかけながら力強くステップを踏むなんてことは難易度が高すぎて出来ないんですよ。
ここは無難にオクラホマミキサーに狙いを絞るべきなんですが、冒頭で話したとおり商店街を歩いていてオクラホマミキサーが聞こえてくるなんてことはあり得ませんから、彼女と手を繋ぐ為に、なんらかの対策はすべきでしょう。
商店街の理事長に「明日の午後、商店街に彼女と行くから、オクラホマミキサーを流してね」なんてお願いできるような伝手(つて)があるような男性ならいいですが、そんな伝手があるような社交性にたけた男性であれば、手を繋ぐような段階なんか吹っ飛ばして女性と行くところまで行っています。
やはり女性と手を繋ぐこともできないような男性は、女性と手を繋ぐ権利もないのでしょうか?
それは間違いで、手を繋ぐことに権利など必要ないのです。
女性に疎い男性は「女性の人権を尊重すべきである」と考えがちですが、手を繋ぐことに人権問題まで持ち出してくる男性に女性は感心はしても「そんな堅物は嫌だわ」と興味は示しません。
手を繋ぐか繋がないか、迷うような男性は優柔不断です。
繋ぐ繋がないの二者択一で答えを出せないような男に、身を任せるような女性がいたとしたら、その女性も優柔不断ですから、そんな2人が手を繋いだとしても2人で道に迷ってしまい2人そろって迷子になってしまいバカカップルの誕生です。
彼女と手を繋ぐことぐらい簡単で迷いはいりません。
人混みの中を歩いているとき、階段を登るとき、彼女が選挙に立候補して握手を求められたとき、彼女のCDを買って握手券を手に入れたときなど、ごく自然に手を繋ぐことができます。
しかし、彼女と手を繋いだとき、貴方が緊張して手に汗をかいて手のひらがベタベタしていたら彼女に「ウナギかっ!」と言われかねません。
そこで役立つのがドラッグストアなどで売られている制汗剤です。
スプレータイプやシートタイプにジェルタイプにスティックタイプなど色々あります。
しかし彼女と手を繋ぐ前に、制汗剤を取り出して汗対策をしてから賑々しく手を繋ぐなんてのは滑稽でサマになりません。
やはりムードを大切にしなければなりませんから、制汗剤に代わる奥の手をご紹介致します。
それは、野球のピッチャーが滑り止めで使うロジンバッグ(ロージンバッグ)。
ピッチャーによって、マウンドに置いていたりお尻のポケットに入れていたりと使い方は様々ですが、デートでロジンバッグを使う場合はお尻のポケットに入れておく方が使い勝手いいでしょう。
ロジンバッグの主成分は炭酸マグネシウムと松脂です。
本来の役割は滑り止めですから、ロジンバッグをさりげなく使っていれば、彼女が崖から落ちそうになったときも役立ちます。
彼女が崖から落ちる→すかさず貴方が手を差し出す→彼女が貴方の手をつかむ→宙ぶらりんになった彼女が悲鳴をあげて足をバタバタさせる→彼女が暴れても手が滑らないので安心。
あとは慎重に彼女を崖から引き上げればいいだけです。
体操選手が吊り輪にぶら下がるときにもロジンバッグは使っていますから、滑り止め効果は実証されています。
女性からモテモテのダルビッシュ投手も使っていますし、テニスの錦織圭も愛用者です。
一流のスポーツ選手は技術だけで世界に羽ばたいているのではありません。
彼らの活躍の影には人知れぬロジンバッグの支えがあったのです。
大谷翔平がフルスイングをしてボールじゃなくて、すっぽ抜けたバッドがレフトスタンドに突き刺さったりしたら、野球中継しているアナウンサーも声を張り上げ鬼の首をとったような大騒ぎするでしょう。
そんなことが起きないのもロジンバッグのおかげです。
一流選手がロジンバッグを使っているように、内気な貴方もロジンバッグを使いましょう。
そして彼女の手をとり足をとり逃がさぬように『おまえ百までわしゃ九九まで、ともに白髪の生えるまで』を実行してください。
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