女性は芸術的なセンスがあります。
その芸術センスは年齢と共に増します。
その芸術的なセンスは男性の想像を上回っています。
そして彼女のスッピンを始めて見た男性は
彼女の芸術的なセンス力を思い知ることになります。
まず目が違います。
一重まぶたでもアイプチで二重にできます。
黒目を大きく綺麗に見せる為のカラコンだってあります。
アイライナーを二重まぶたのラインに合わせて引くと目が大きく見えます。
アイブロウで涙袋もできて可愛さも倍増。
まつ毛をカールさせてマスカラを塗り重ねることでバッチリまつ毛が出来上がります。
お顔にできたシミやソバカスなんてコンシーラーとパウダーで消えます。
艶々の唇だってメイクのおかげです。
彼女が洗顔したら眉だって消えちゃいますから、
メイクをしていない彼女と街ですれ違ったら
気づかないかもしれません。
男性はメイク後の変身し美しくなった女性を見て判断しています。
彼女の美しさに惚れて交際を申し込みますが、彼女は自分のスッピンは見せません。
最初からスッピンを貴方に見せる女性は、貴方を男性として低く評価している場合で、好きな人に嫌いになられたら嫌だから、醜い自分を見せたくない心理があって当然です。
貴方にスッピンを見せるのは、
- 貴方を異性として意識していない。
- 貴方の変わらない愛を確信した。
- 入籍して安心した。
三個の理由のうちのどれかです。
なんだか男性の前で、女性がオナラをしないのと似ていますが、一緒に暮らすようになるとオナラは我慢できても、スッピンを見せないわけにはいきません。
『鶴の恩返し』で鶴が「決して見ないでください」と主人に告げたのに主人が襖を開けて覗いてしまったばかりに2人は別れることになりましたが、貴方は彼女のスッピンを見て別れを告げてはいけません。
男性が見てはいけない物を見てしまうとショックを受ける場合もあり、できることなら女性のスッピンなど知らない方がいいんです。
でも、彼女との交際を続けると彼女の偽りのないスッピンを見る時は必ず来ます。
彼女が貴方にスッピンを見せたのは、貴方の愛を確信して安心している証拠です。
だから「騙された!」とか「うわっ!ブスじゃん!」なんて事は言ってはいけません。
貴方だって交際が長くなったり結婚したら、ダンディな部分だけを彼女に見せ続けることなんて不可能で無理な事です。
ヨダレを垂れて寝ている姿だって見られることもあるでしょうし、流し忘れたウンチを見られて「今まで私に隠して、こんな太いウンチしてたの?」なんて彼女に驚かれるかもしれません。
彼女にスッピンを見せられるのも、貴方がウンチを見られるのも、お互い様なんです。
彼女の化けの皮が剥がれても、貴方は寛大な男性でいるべきです。
一昔前のアイドルはウンチをしないなんて思われている時代もありました。
納豆が好きなアイドルも「イチゴが好き」とか「レモンが好き」なんて事務所が設定したキャラを演じていたんです。
小倉優子がコリン星人ではなく千葉県茂原市出身だと明かしたのも、少なからずファンを騙している罪の意識があったからかもしれません。
メイクを落とした女性にも、貴方を欺いた罪の意識はあります。
しかし、反省はしていません。
なぜ反省しないかと言いますと、この世の殆どの女性はメイクしているからです。
はっきり言ってしまうと「みんな化けているじゃない!」かです。
「私だけが男を騙しているわけじゃない!」と言いたい訳です。
もっと彼女の代弁をすると「ブスが嫌なら他を探せ!」です。
彼女を怒らせてはいけません。
もし彼女を怒らせて別れる事になって
新たな女性と貴方が恋に落ちても
新たな彼女のスッピンを見たら
貴方は以前の彼女に言った「騙された!」を
大声で叫ぶことになるからです。
近くに山脈があればコダマします。
「だまされたぁ~♪」「だまされたぁ~♪」
考えてみてください。
貴方の声は貴方に返ってきています。
そうです。
彼女も貴方の変わらぬ愛を信じていたのに裏切られた
「騙された~」なんです。
だいたい今の時代なんとでもなります。
美容整形なんてもので、180度変身してしまうことも可能です。
くびれたウエストだって脂肪吸引のたまものだったり
豊満な胸もウエストから抜いた脂肪を注入し作られたものかもしれません。
洗顔して落ちないように眉もアイラインもタトゥーしていたりします。
化けようと思えばなんでもありな状況で
素直にメイクで誤魔化そうなんていう彼女は可愛いものです。
男性が女性のメイク詐欺にあったからと
消費者センターに苦情を申し入れても相手にもされません。
だいたい消費者センターは暇じゃないんですから当たり前です。
貴方が相談にも乗ってくれないと消費者センターに何度も電話をし続ければ
対応に困った消費者センター自体が「何処に苦情相談すればいいんだ」
と立場が逆転してしまい消費者センターが、消費者センターに電話をするはめになり、ミイラ取りがミイラになってしまいます。
そもそもメイクなんかでゴタゴタ言う男性の主張が認められるなら、補整下着なんてものも売れなくなります。
足が細く見えるストッキングもしかりです。
この世は男性を貶める悪意に満ちあふれていますが
女性が立ち上がり男性に反論しだしたら
トコトン責め立てられることは覚悟すべきです。
「貴方も薄毛を隠す為にカツラを被っていた事を棚にあげて」
「カツラぐらいいいだろ」
「あのね。ハゲだって事は最初から見抜いていたわよ」
「知っていたのか?」
「当たり前でしょ不自然だもん」
「えっ!知っていたのに俺のことを」
「ええ、愛していたわ」
「ありがとう」
「じゃスッピンの事は言わないで」
「わかった俺が悪かった」
「分かればいいのよ」
なんて事になりかねません。
メイクは貴方の為にしていたことです。
貴方を騙そうとしていた訳でもありません。
ただ彼女は純粋に貴方に愛して欲しかっただけです。
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