そもそも、モテる男性は少ない。
多少モテたとしても、美しい女性、性格が良い女性など一般的評価の高い女性から、モテる男性は数えるほど。
まして男性自身が理想とする女性からモテる男性など無きに等しい。
10人の男と10人の女に好きな異性を指名させた場合。
男性と女性の上位に指名が集中することは予想できる。
まるでプロ野球ドラフト会議のようだ。
もし貴方が指名権を獲得し10人の中から1番の女性を指名しても、貴方の指名を拒否し大リーグ入りを希望するかもしれない。
もうひらきなおって育成選手を一流選手に育て上げた方が良いかもしれないが、元々手強い女性なのだから逆に育てられるはめになりかねないのは男性諸君。
世間でモテると言われている男性でも、自分の希望どおりに相手と結ばれることはないのだから恋愛は難しい。
と、モテない男性が希望を持って欲しく、ここまで記事を書いてみたけど。
やはり第一希望、第二希望で相手を選べるのは上位3人のモテる男性。
7番目以下の男性には選ぶ権利さえも回ってこないのが実情であったりする。
しかしながら下位の男性でも女性を獲得できる方法はあるかもしれません。
自然界にヒントを求め目を向けてみましょう。
サケの産卵で面白いと言いますか、要領のよい雄のサケがいまして。
サケも自然界の法則どおり、強い雄サケが雌サケを独占するわけですが、
強い雄サケは卵を狙っているウグイを追い払う役目もありますから
雌が強い雄サケを相手に選ぶのは当然です。
パートナーを選んだ雌サケは、川底を削り産卵床を作りあげ
「さぁ産むわよ」と産卵すると強い雄サケの隙をついて、
弱い雄サケが岩陰から突然現れ、ササッと精子を振りかけ逃げて行くんです。
卑怯です。卑怯ですが受精させた者勝ち。
強い雄サケは精子をかけられた産卵床を見て「うそぉー」と唖然です。
他の雄サケに負けないよう身体を大きくして、雌を勝ち取り、卵を守るため、ウグイを追い払い、努力の結果がこれです。
弱いサケが考え出した奇襲作戦に頭が下がります。
サケの例は呆れますが、まだまだ自然界には呆れる事例があります。
植物の受粉。
植物の交尾にあたるのが受粉となるわけですが、
受粉の仕組みは蜜を吸いに来たミツバチの身体に花粉をなすりつけ「めしべに付けてきてねぇ」なんて人(ミツバチ)まかせだったり、杉とか檜なんて木は、風任せに花粉を飛ばすどうにでもなれの乱交状態。
人間には花粉症のこともあり大問題だけど、そんなことは関係ない植物独自のシステム。
驚くべき戦略が魚類における雌性先熟
一夫多妻の魚類の中では、強い雄が多くの雌を独占するため小さく弱い雄は繁殖の機会が失われる。そこで雄として生きるのを諦め雌になっちゃお戦略。
男として女に相手にされないから取りあえず身も心もオカマになってしまうわけ。
そこで男相手に生活しながら自分の身体が大きくなったらオカマを返上して男となり女を獲得するって寸法。
それが魚類における雌性先熟。
もうプライドなんか捨てちゃってますから~。
ベラ科、ハタ科、ハゼ科、ブダイ科と以外と知ってる魚に多くビックリです。
とまぁ、ここまでご紹介させて頂いた自然界の繁殖事情。
人間もいろいろな男性がいますが、正攻法で勝ち目が無いとなったら
どのような戦略を選べば良いでしょう。
人間の場合、下手な小細工とか小賢しいことはしないで
女性に誠意を見せるのが1番だと思います。
それは、地位とか名誉とかお金とかルックスとか
他に優れた物を持たぬ男性は、
なんとなくイメージ的に誤魔化せる誠意が武器になると思います。
形の無い誠意を見せるのは演技力であり、
見せようと思えば誰にでもできることです。
女性に示す権威も魅力もない場合
他の男性に負けないように
曖昧な誠意を示すのが人間にしかできない
女性獲得方法なのです。
となると、1番セコイ方法で異性を獲得してるのは人間???
この卑怯者めっ!
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