女は歴史より地理に興味がある。
貴方が歴代の武将の話をしても女性は興味を示しません。
歴女なんて歴史好きの女性もいるにはいますが、彼女達は歴史だけが好きなわけではなく歴女は地理を重要視しています。
書籍やネットで歴史を調べたら、その歴史の場所へ行けなければ歴史の価値を見いだせませんから、彼女達は現地に行きます。
だから城跡などに行くとカメラと資料をもった女性を見かけることも多いんです。
歴女のように歴史に興味を示す女性の視点と、男性の歴史を見る視点は違います。
坂本龍馬が好きな男性と女性も視点が違います。
男性は坂本龍馬を幕末の英雄として評価しますが、女性は坂本龍馬の人間性を評価しています。
男性が坂本龍馬に憧れるのは、坂本龍馬のような生き方を自分もしたいなんて気持ちがあるからで、女性は坂本龍馬のような男性が傍にいてくれたらと、同じ憧れでも男と女は違います。
大昔は男は狩猟にでて、女は家で子守をしていました。
男達が野山を駆けまわっている時に家の周りで子を背負い近くの木の実や小川の魚を捕るのが女の役割で「山の麓に木の実があるよ」「小川の石の下にカニがいるよ」なんて食べ物を得ることができる場所の情報交換は大切な事だったんです。
それは、男が狩りから帰ってくるのを待っていても、男が獲物を捕ってくるなんて確実性はありません。
最低限の食は女達が調達しなければ、男が獲物を捕ってきた日は腹一杯で残りの10日は獲物がなくて、飢え死にの危機なんてことに成りかねませんから、男の狩りなど偶に食べるご馳走で、女は獲物を期待していたわけでもなかったりしました。
「昔は食べ物が沢山捕れて良かったよね」ではお腹は満たされません。
「3年前に俺が像を仕留めたときは村まで運ぶのが大変だった」なんて話を男にされても意味がありません。
それよりも、木の実がある場所を今すぐ教えてもらった方がいいんです。
これらの傾向はテレビの情報番組や女性誌を見ればよく分かります。
食と旅の情報が満載です。
海外旅行は何処が楽しいか、何処のレストランが美味しいとか、それらは歴史ではありません地理そのものです。
「てんぷらは安土桃山時代に宣教師が日本に伝えた」なんて歴史的な話よりも「天ぷらで使う車エビは浜名湖が美味しい」なんて地理的な話を女性にした方が女性ウケはいいんです。
「駅から北に歩いて、一つ目の細い路地を入ったところにあるイタリア料理店は、味もいいし店の雰囲気も最高」なんて情報を与えた方が「行ってみたい」と女性も思うんです。
「16世紀にナポリに伝わったトマトが、パスタと相性が良く17世紀にパスタが世界に広まった」なんてパスタの歴史よりも「トマトソースの旨いパスタ店はレストラン〇〇」と店名を言うのでは、どちらが彼女の興味を引くでしょうか?
パスタの歴史を語って彼女を食事に誘うのと、美味しいパスタの店を伝え食事に誘うのでは、場所の情報を与えた方が「行きたい」と思うに違いありません。
男性が歴史を語るのと地理を語るのでは、大きな差があります。
男性が語る歴史は女性が嫌がるウンチクです。
しかし地理的な話は女性にとって興味をそそる情報なんです。
女性が政治や経済に興味を示さないのも政治や経済の成り立ちが歴史でしかないからです。
マクロ経済学やミクロ経済学を男性が女性に説明しても「それが何?」「私に関係あるの?」と上の空です。
そんな理屈よりも「〇〇で買い物するとお得」とか「ポイント還元なら〇〇カードが良い」と直接的にメリットを感じる情報を求めているんですから、歴史など物事が決まってきた実情など関係ありません。
男性はより良き未来を得る為に過去を分析しますが、女性は今が大切なんです。
過去を振り返って改善しょうとのんびりしていては、子供は飢え死にしてしまいます。
女性は過去よりも今の現状の中で生き抜くことを重要視しなければならない本能があるんですから、もう過去がどうこう言われても価値を感じることはありません。
男性が歴史を語って良いのは、女性に夢を与えることができる場合だけです。
「過去にこれだけの努力をしてきた。だから3年後には芽が出るから君にもメリットがある」
彼女に通帳を見せて「今300万しかないけど、毎月貯蓄額は確実に増えているので8年後には1000万になる」
なんて貴方の歴史を根拠に彼女に夢を与えることができなければ、自分の過去を語っても意味はありません。
もういちど言いますが、女性は今が大切なんです。
努力もしていない脳天気な高校生のように「俺社長になるから」なんて彼女に言っても「どんな社長になるの?」と聞かれて「金持ちの社長さ」と答えて、そのあと「大きな家に住んで」「いい車に乗って」なんて空を仰いでいてはいけません。
酒の席に行くと女性の前で、こんな高校生みたいな夢を語る男性は多くいます。
今が無い男性が、未来を語るには過去の努力や実績が必要なんです。
男性が自分の歴史を語るときは、企業の決算報告のように数値(事実)を示して未来を示さなければ意味はありません。
これらのことは偏見ではありません。
女性は歴史よりも自分が行ける地理に興味を持つという話です。
女性は歴史を重要視するよりも、地理を重視した方が生きやすいんです。
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