暗闇に身を置くと不安になり、暗闇の彼女は貴方を頼り親密になれる。
暗闇に彼女といると急速に親密になれる法則が暗闇効果です。
彼女に惚れてもらいたいなら『暗闇効果』が有効です。
そもそも人類は天敵も多く弱い生き物でした。
闇の中から襲われるかもしれない不安。
静かな闇の中から聞こえる音。
暗闇で光る目。
人類には生き延びるために備わった恐怖心があります。
その恐怖から逃れたい心理は恋愛にも影響しています。
暗闇効果は闇の中に光り輝くものがあると効果が増します。
たとえば焚き火や夜景に花火。
暗いところに座り一点の明かりを二人で見つめる。
パチパチと音をたて
ゆらゆらと揺らぐ火。
暗闇で不安を感じる中、明かりを二人で見ていると一体感が生まれます。
恐怖の中で芽生える安心感。
そのギャップが2人の距離を縮めます。
心理学的に暗闇効果は恋愛に有効なんです。
暗闇効果に似た『吊り橋効果』もあります。
『吊り橋を渡る→恐怖心が湧く→ドキドキする』
吊り橋を渡るときの動揺を恋に置き換える作戦です。
『魅力的な異性に会う→魅了される→ドキドキ時めく』
通常の恋の始まりと吊り橋を渡るときのドキドキは
種類は違えどドキドキに違いはありません。
この吊り橋を渡るときのドキドキを
恋のドキドキだと勘違いさせてしまう効果です。
『吊り橋効果』と暗闇効果を合わせると
恐怖心からくるドキドキを高め
恋のトキメキに変えてしまいます。
実際に彼女と吊り橋を渡るなんてことはそうそうありませんが、
暗闇効果と同じく恐怖と不安を利用し恋をしているときのようなドキドキ感覚を起こさせて恋をしている錯覚に持ち込んでしまいう作戦。
しかし、『暗闇効果』も『吊り橋効果』も相手のルックスで結果に違いがでてきます。
社会心理学者のドナルド・ダットンとアーサー・アロンは
高さ70メートルの吊り橋と揺れない橋で、恋の吊り橋実験を行った。
吊り橋で声をかけた時と揺れない橋で声をかけた場合は
吊り橋で声をかけた時の方が後のリアクションが取れたが
容姿の劣る者が吊り橋と、揺れない橋で声をかけた場合は逆効果となった。
容姿が劣る場合は、余計に恐怖心だけを倍増させた結果である。
そりゃ吊り橋や闇夜で、いくら怖いからと言っても
隣を見たら、変な顔があって余計に冷や汗がでて怖いなんてのは困ります。
吊り橋からも闇夜からも隣の人からも逃げたくなる心理で
吊り橋や闇夜で怖くて助けを求め手を伸ばしたら蛇や蜘蛛がいて
悲鳴をあげるドキドキは方向性が違い逆効果。
だったら、容姿が劣る人の場合は
吊り橋効果も暗闇効果も期待できないってことになる。
容姿が劣るのであれば
「吊り橋効果や暗闇効果など期待せずに、明るいところを歩き安全な橋を渡りましょう」とアドバイスすべきなのだろうか?
一昔前に、恋人とジェットコースターに乗ると吊り橋効果で恋が深まるなんてことを提唱していた週刊誌は間違ったことを広めていたのだろうか?
ある意味、正解でもあり間違いでもある。
ジェットコースターで急降下するとき、隣でヨダレを流して悲鳴をあげている彼をみたら、恋心も一緒に吹き飛んでしまう。
やはり容姿は恋愛の基本かもしれない。
でも、まぁ、なんとなく
ドキドキはドキドキなわけで
恐怖心を打ち消す反比例が
落ち着く、安らぐであり
彼女のそばにいる貴方が
頼りになるのが吊り橋効果や暗闇効果の前提です。
吊橋では彼女の手を握り
暗闇では彼女の肩に腕を回して
彼女を安心させてあげましょう。
ある程度の仲となり貴方の容姿に彼女が慣れてきたら
吊り橋や暗闇に彼女を連れ出すのもありかもって思います。
夏は日本各地で花火大会が開催されます。
近頃は空気が澄んだ冬の花火大開も多くなりました。
花火会場には屋台も出店されるでしょうし
屋台で買ったアンパンマンのお面をかぶって容姿を隠せば、
貴方のお茶目な一面だって彼女に見せることができるかもしれません。
彼女と並んで座った暗闇の先に見える大輪の花火と音。
素敵じゃないですか。
夜空に浮かぶ星空の中に綺麗に咲く大輪の花火。
彼女が「わぁ~綺麗」と言ったら
すかさず「君の方が綺麗だよ」と言う貴方。
ドドーンと響く花火の音で「うゎー凄い音」と彼女が驚いたら
「今のは僕のオナラ」だと頭を掻く貴方。
おもわず鼻をつまみ顔をしかめる彼女。
これで愛が深まらなけりゃ不思議です。
とにかく、彼女が怖がっているときは
『暗闇効果』も『吊り橋効果』も
僕が君の傍にいて守ってあげます的なことなんですよね。
彼女が怖がっているときはチャンスです。
頼りがいのある男を彼女に示しましょう。
夜の吊り橋に連れだそうてな話でもないけど。
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