彼女と星を見に行こう。
星は私たちが生まれる前から輝いています。
満天の星空を知らないのは勿体ないと思いませんか?
子供の頃は時間を忘れてに空を見上げていたのに、大人になって空を見上げたのは、お天気が気になった時だけなんて人も多いと思います。
少し高い山に行くと夜景も楽しめますが、街の明かりで星空が打ち消されてしまいますので、街から離れた所にある海や山に行くと、子供の頃に見た印象に残っている星空を見ることができます。
星の輝きは人を引きつけます。
星を見ながら喧嘩したり怒る人はいないでしょうが、星を見ながら思い出にひたったり愛を語ることはできます。
知り合ったばかりの恋人や愛し合うカップルがお互いを再認識するとき、星は2人の味方をしてくれるんです。
長野県阿智村の昼神温泉は「日本一暗い村」とキャッチフレーズで田舎を逆手にとって星を売りにした観光誘致をしています。
沖縄の小浜島は日本で1番赤道に近い八重山諸島にある離れ島で星空の名所で、小浜島で天の川を見たら、本島で見た天の川とはひと味もふた味も違うことを実感します。
山梨県の清里高原も夜空が素晴らしいです。
標高も高く空気も澄んでいて、星に手が届きそうな感覚になり星に手を伸ばしてしまいます。
三重県志摩市には望遠鏡で星を見ることができるホテル『アルティア鳥羽』があります。
熊本県南阿蘇村にはペンション風の宿泊施設があり『オーベルジュ森のアトリエ』が口径82㎝もある望遠鏡で迫力ある星空を見せて貰えます。
星が隠れてしまう昼間とか天気の悪い日なら、プラネタリウムもいいでしょう。
プラネタリウムは屋内施設で空調も効いていますし、リクライニングシートも完備ですから快適です。
ただし、プラネタリウムで愛を語り合うと他のお客様に迷惑をかけるので、カップルは手を握る程度にしておきましょう。
プラネタリウムも全国にあります。
グーグルマップに『プラネタリウム』と打ち込めば近くのプラネタリウムがすぐ見つかります。
プラネタリウムでしたら、日本の星空だけでなく世界の星空を見せて貰えることもあります。(プラネタリウム施設の展示テーマで変わります。古代の星空、宇宙旅行など)
映画やテーマパークでのデートに飽きたらプラネタリウムはお勧めです。
女の子だってプラネタリウムデートを経験している人は少なく新鮮です。
海や山でみる星、プラネタリウムで見る星。
どこで星を見ようとデートにはお勧めですが
できることなら、星について多少勉強しておいた方が話が弾みます。
彼女の肩を抱いて「あれが月だよ」なんて言ってもムードにかけます。
(注・月が出ていると月の明るさで、見える星の数は減ります)
やはり、星の名前や星座を言えた方がいいです。
とくに彼女の誕生日である星座は重要ですが星は、とてつもなく遠いので説明が難しい。
「あれが君の星座おとめ座だよ」
「どこどこ?」
「スピカの付近に見えるだろ」
「スピカって何処?」
「てんびん座の右上」
「てんびん座ってどこよ!」
「水平線の上」
「どこの水平線よ?」
「ほらアッチだよ」
「もう何処よぉ~」
「あっちだって言ってるだろ!」
「もういい、わたし帰る!」
なんて喧嘩になってしまいます。
星空を見て喧嘩になることはないと、最初に断言しましたが、
ここに来て、喧嘩になることはないと言ったことを撤回します。
もう星について知識がなかったら、下手なことは言わない方がいいです。
どうせ宇宙の果てなど知るすべはないから。
女の子にとって見えるものが綺麗であれば、星のウンチクなどどうでもいいんですけど、彼女の星座と貴方の星座ぐらい覚えておいて、星座と星座の間にある一等星を「2人を結ぶ愛の星だよね」ぐらいの、夢物語を創作できればバッチリじゃないかな程度の事。
なんだ彼女と星を見ることにデメリットもあるのかと肩を落とした貴方。
ここでは詳しくは説明しませんが、
近頃のファッションホテルにはプラネタリウムが設置されているホテルがあります。
生まれたままの姿で満天の星空の元、愛を語り合う。
ベッドの上で彼女と星空に包み込まれるのもいいでしょう。
ただし、ベッドの上に星空ガイド(星座表)を持ち込むのはダメです。
時と場所を選んで適切な天体観測をいたしましょう。
星は2人の味方です。