- 察しが悪い男性はモテません。
- 男女の行き違いは、生物としての役割分担が振り分けられていているからです。
- 母性本能が女性にはあるので、非言語による感覚的な非コミニュケーションはお手の物なんですが、女性の察する能力を上手く利用する男性もいます。
察しが悪い男性はモテません。
彼女がご機嫌斜が悪いとき、機嫌の悪い原因が分からない男性は戸惑います。
「俺がなにかした?」「何かあった?」と聞いたりしますが、彼女はそっぽを向いたままで男性は意味がわかりません。
男と女の、こんな行き違いは少なくありません。
その原因となっているのは、男女の性質の違いにあります。
男は察しが悪く、女は説明しない傾向にあります。
男は合理的に考え合理的で無い部分や一度理解すると意識しません。
自分の価値観にそぐわないものは意識することは無く観察をやめます。
必要とされることも一度確認してしまうと、二度も三度も確認することは無駄で面倒ですし、今やらなければならないことが先に進みませんから、少しぐらいの変化など気にしないことが、男性の生きるすべです。
女性は、変化を察するのが得意です。
たとえば、昨日と今日の子供の微妙な変化を察することができなければ、子供の体調管理はできないので母としての役割を果たせません。
子供がゴホンと咳をしただけで「風邪かしら」と咳を切っ掛けに、子供の体温を計ったり子供の身体に発疹がないか隅々を調べたりします。
ほんの些細な変化をヒントに、変化の元を探っていくのは女性の本能でもあります。
男女の行き違いは、生物としての役割分担が振り分けられていているからです。
女性が髪を切って来ているのに気がつかない男性は、交際初期の段階で女性の髪型を認識してしまっているから、もう意識してまで確認しません。
もう分かっているつもりでいますから、女性が美容院で髪を綺麗にしてきても男性は気づかず、女性は「せっかく綺麗にしてきたのに」と不機嫌になってしまうんです。
女性にしてみたら、髪を切ったことは大きな変化であるのに、その大きな変化さえも気付かない男性のことを「自分に興味が無い男」と判断してしまいます。
興味がないことは好意も持たれていない、愛されていないとなるわけで、愛されてもいない男性と交際していることは本意ではありませんから、女性が不機嫌になってしまうのも当然です。
女性は子育ての必要性から変化を聞かずとも感じ取る生き物ですから、女性は言わずとも分かるだろ的な女性基準で男性の察する能力を判断します。
生まれて1年2年の子供は体調が悪くても的確に言葉で伝えることはできません。
女性は、子供の顔色ひとつで子供の生存に関わる判断を求められているんですから、言葉に頼らないコミュニケーション能力は男性とは格段に違い比べものにならないほどで、女性にしてみたら言わずとも知ることなど当たり前の感覚でしかありません。
しかしながら、男性は子供の頃から「小さいことなど気にするな」「男のくせに、そんなことで泣くな」と育てられてきているのに、大人になって「察しが悪い」「気が回らない」「気がつかない」なんて文句を言われてしまうんですから、不条理を感じます。
男性が分からないことでも、女性にしてみたら分かって当たり前。
なんでも曖昧な言葉で表現する女性を男性は不思議に思います。
何を見ても「可愛い」とかで済ましてしまう女性は多くいます。
食べ物を見ても「可愛い」動物を見ても「可愛い」洋服を見ても「可愛い」
なかにはオジサンにまで「可愛い」なんて言うんですから、女性の使う「可愛い」と言う言葉の幅の広さに驚きを隠せません。
曖昧に「可愛い」と表現するだけで女性同士であれば、意味さえも通じ合っているんですから、男性にしてみたら女性の意思疎通能力は神がかっています。
母性本能が女性にはあるので、非言語による感覚的な非コミニュケーションはお手の物なんですが、女性の察する能力を上手く利用する男性もいます。
男性が鈍感なのは生物学的な理由もありますが、自分が大好きで相手の気持ちに無関心な男性や、母に溺愛され座っているだけで何もかも与えられてきた幼少期を過したような男性は、気遣いに関する考えが欠如していたりして、女性の心を読み取る能力がありません。
しかし自分がなぜ愛され可愛がられて来たのかを知っている男性は、理屈など抜きで良い子を演じる能力だけ研ぎ澄まされていたりして、女性を利用します。
男性が困った事があって女性に助けてもらいたいときに、自分からは何も言わず、肩を落とし寂しそうにしていたら「どうしたの?」「なにかあったの?」と女性から助け船を出してもらえることを当てにする男性がいます。
「そんなに落ち込んで、どうしたのよ?」と女性に言われたら「車をぶつけちゃって」と理由を伝えます。
女性は心配して「怪我がなけりゃ幸いよ」なんて言いますが「修理代が高くて」と男性が言えば「修理にいくらかかるの?」と女性が聞いて「20万ぐらいかな」と男性は頭を抱えます。
子供の頃から親に与えられてきた愛情を引き出す要領を感覚的に身につけている男性は、大人になっても甘え上手です。
「私が出してあげるから元気だして」
と女性から自分が目的としていた言葉を要求することなく引き出します。
そして「20万は少しずつ返すから」とか「余裕ができたら返すから」なんて誠意だけしめして良い男を演じることで女性の母性本能をくすぐり女性の自尊心を満足させます。
相談事を持ち出し女性を誘惑する男性も、女性の察する能力を利用しています。
普通であれば、女性に相談しないような事であっても、辛いことや苦しいことを打ち明けることで、相談した女性を自分の方へ向かせる手法は女性の察する能力を見込んでのことです。
まるで詰め将棋をしているように、自分の願いを叶えるために女性を誘導するんです。
女性に「〇〇だから、〇〇して」と助けを求めずとも、女性に「〇〇で苦しい」と言えば察した女性は「〇〇してあげる」となります。
「〇〇して」と男性が言えば、それは要求ですから、そこに彼女の意思はありません。
しかし「〇〇してあげる」は彼女の意思表示ですから、女性が男性を助けることは女性の自己責任となります。
これらのことを男女を入れ替えた場合とは全然違います。
女性に相談された男性は、見返りを求めています。
彼女の肉体を求めていたり、彼女の女友達に見栄を張りたかったりと「〇〇してあげる」と男性が女性に言う場合は、自分の地位の確立や見返りを求めている場合が殆どで、女性からの相談を叶える男性は下心があります。
したたかな女性は察することができな男性に直接的に「バッグが欲しい」とか「車が欲しい」なんて言いますから、女性からの相談は男性に餌をぶら下げたゲーム感覚のような物です。
でも男性が女性にする相談は女性の察する気持ちだけを利用した、リスクの伴わない要求です。
男性は察することは不器用ですが、女性が察することにたけている特徴を理解したうえで女性の察する能力を利用している男性はいます。
なかなか男性が女性の気持ちを察することは難しいですが、男女における理屈をわかっているだけで、うまく立ち回る男性がいるんです。
気がつかない男であっても、女性の察する能力を自分の方へ誘導できれば、恋も無敵です。
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