失敗に学び同じ過ちを繰り返さないようにする学問に失敗学があります。
失敗の原因究明をすることで、原因がわかれば失敗を防止できます。
恋愛の失敗も根本的な原因を分析すれば、二度目の失敗を防げます。
恋愛の失敗にはどのような事があるでしょうか?
石原さとみに交際を申し込んでフラれるのは、一か八かであっても「120%無理だろうな」と思っての交際申し込みであり、フラれることは予想がつきますから、織り込み済みの失敗です。
しかしながら、石原さとみに交際を申し込むのはチャレンジであって失敗ではありません。
当たって砕けろは、無謀な挑戦で男気としては、あっぱれな行動であり「俺、石川さとみにフラれたんだぞ」なんて友達に誇れたりします。
しかし、山田花子にフラれたのであれば、「まさか花ちゃんにフラれるとはなぁ~」と予想もしなかった結果であり、それは予想できなかった大きな失敗です。
二度目からは、山田花子レベルの女性であっても告白する前に「フラれるかも」と山田花子にフラれた失敗を生かさなければ、またもや心に大きな傷を負うことになります。
なぜ山田花子に自分がフラれたのかを分析して、フラれた理由を解決しないかぎり、二人目三人目の山田花子にフラれる失敗がつきまといます。
フラれた理由が分かれば失敗を回避できるんですから、理由を分析しましょう。
- 告白したとき鼻毛が出ていた。
- 彼女がトイレに入ろうと焦っているときに告白した。
- 自分が温水洋一だった。
冷静にフラれた時の状況を考えれば失敗の理由が判明します。
理由が分かれば、失敗の原因を無くしましょう。
- 鼻毛を抜いてから告白する。
- 彼女がトイレから出てきてから告白する。
- 竹野内豊になってから告白する。
失敗の原因さえクリアしてしまえば、告白も上手くいきます。
なにも考えないで闇雲にアタックしていては失敗を繰り返すだけですが、失敗の原因を解明すれば二度と失敗はしません。
温水洋一が失敗の原因であれば、竹野内豊になればいいだけのことです。
しかし豚は豚ですし、狸は狸で、貴方はアナタ。
失敗の原因が分かったとしても、対処できない場合もあります。
鏡の中の自分に目を瞑ったとしても、彼女は目を見開き言うでしょう。
「出直してきなさい」
彼女の言葉を真に受けて出直してきても事は解決しません。
なぜなら出直しても、自分は自分で容姿に変わりはありませんから彼女は冷酷です。
「バカ正直に出直してきても無理」
失敗の原因が容姿であると判明したら、とりあえず深呼吸してから親を恨みましょう。
しかし、どんなに親を恨んでも、親も貴方と同じような失敗をしています。
なぜなら、代々遺伝子を引き継いだ似た者親子だからです。
親も若かりし頃に鏡をみて何度もため息をついていたことでしょう。
でも安心してください。
そんな親だってツガイになって貴方が生まれているんです。
親から失敗を引き継いだと諦めなくてもチャンスはあります。
親は失敗を克服しています。
その失敗を乗り越えたヒントを親に聞き出してみましょう。
親に容姿の事を聞くときは、青春時代の古傷に触ることになりますから、なるべくソフトに聞くようにしましょう。
「どうして、そんな顔で結婚できたの?」とバカ正直に聞いてはダメです。
「ねぇ。パパとママは何処で知り合ったの?」ぐらいのホンワカした聞き方がベストです。
「見合いだよ」と親が答えたら貴方も見合いをしましょう。
親が見合いで結婚していたのなら、貴方にもチャンスはあります。
もし貴方が見合いで失敗したのなら、また親に聞きましょう。
「何回目の見合いで結婚したの?」
「30回」と親が答えたら、親は29回も見合いに失敗していることになりますから、貴方は後29回見合いをしましょう。
失敗は恋愛成功の元です。
99%失敗しても1%の希望にかけるんです。
失敗を恐れていては成功はありません。
身の程知らずは失敗を分析していないからです。
自分の事を棚にあげ、男性に難癖つけるの女性は、自分の失敗を改めないから、恋は実りません。
男性も同じです。
誰でも失敗はします。
でも賢い人は同じ過ちをおかしません。
二度も三度も再婚する人がいますが、失敗を分析することなく忘れているので、何度も失敗します。
失敗の原因がわかっているのに失敗を繰り返す場合は思考力と分析力の低下です。
この前の失敗と同じパターンの前兆があれば、避ければいいだけです。
でも失敗の前兆が現れているのに、方向を変えずに失敗に向かうのは愚かです。
失敗の経験を踏まえ先を想像しましょう。
過去の恋愛で自分の何がいけなかったのか考える。
自分がクリアすべき問題は何なのか?
失敗は良い経験などと言われることもありますが、失敗したときのプロセスを理解していないと対策は取れません。
根底にある失敗の原因対策。
失敗を後悔したり反省しても先には進めません。
失敗を分析して失敗を踏み台にして、より高い恋を目指すんです。
ユニクロの柳井正の言葉ですが「失敗は必要。むしろできるだけ早く、失敗するほうがいいでしょう。小さな失敗を積み重ねることによって成功が見えてくる」
この言葉は、失敗を肯定しているようで肯定はしていません。
失敗の経験を積み重ね知恵をつけ成功に進めと言っているんです。
失敗は避けるべきデーターとなり成功への道しるべとなります。
一度失敗を経験したら、経験した失敗と同じ失敗はしてはいけないんです。
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