初めて行った美容室で魅力的な女性が貴方の担当になったとしましょう。
貴方が鏡の前の椅子に座ると、美容師である彼女は貴方の髪を触りながら和やかに「今日はどうされます?」と訊くでしょう。
普通の客であれば「もう少し前髪を短く」「髪が耳にかかる程度」など髪型に関する要望を述べるでしょう。
しかし、彼女と恋仲になりたいと思ったら、他の客と同じような事を言っていてはだめです。
なるべく早い段階で貴方を楽しい人だと彼女に印象づけたほうが、物事は有利に進みます。
彼女に「どうされます?」と訊かれたら「うーん。とりあえずビールかな」とボケてみましょう。
居酒屋の注文にひっかけたボケを理解できない美容師であれば「えっ?」と訊き返されますが、ボケが通じなかったら「向井理風に」とでも言っておきましょう。
彼女が困った顔をしたら、貴方は「無理ですか?」と真面目に言うんです。
美容師でもあり接客業でもある彼女は、貴方がケンコバ風の顔をしていても「はい無理です」とは言いません。
あとは「美容師さんにお任せしますので適当に」と言っておけば大丈夫。
女性と仲良くなるためには、男性からの声かけが重要です。
はじめの段階で貴方を楽しい人だと印象づけをしたほうが、あとあと口説きやすく彼女も身構えません。
コンビニで買い物するときも、レジの女の子に貴方を印象づけましょう。
ポイントカードをどうするか訊かれたら、あえて財布に隠し持っていたトランプのハートのエースを差し出すとか。支払いに昔流行った千円札の折り紙『ターバン野口』を手渡してみるなど、ボケてみることで彼女に貴方の存在を印象づけるようにしましょう。
彼女を笑わすことができれば、次の買い物から気楽に話ができるようになります。
その場で口説くことは無理だとしても、貴方が街を歩いていたとき、声かけをしておいた女性と偶然であったら「この前の美容師さんですね」「コンビニのお姉さんですね」とごく自然に会話もできるのでラインのID交換も可能です。
それに見ず知らずの仲でもないので「お茶でもいかがですか」と誘いやすく、下手なナンパよりずっと成功率はあがります。
普段から貴方が出入りする場所の女性に貴方が楽しい人だと印象づけておくようすると、交際へ発展するチャンスも増えますし、貴方の社交性も磨かれ女性扱いも慣れてきます。
気の利いたセリフなんて言えないと思うのであれば、最初の一言目を決めておけばいいだけの事で、場所や店に応じた言葉を想定しておけば済みます。
洋画を観ていると、海外の人は客と店員が会話を楽しみます。
レストランでも、カーショップでも海外に行くとお店の人と客が気軽に会話を楽しむことで信頼関係を築いていますから、日本も参考にすべきだと思います。
店の人と客が楽しく会話することにメリットはあっても、他の客が迷惑するほど話し込まなければデメリットはありません。
彼女に取って貴方が、たんなる客ではなく笑顔で話せる人になるのが目的なのです。
二度目に店を訪れたとき、貴方を見て彼女が笑顔になったら、貴方と彼女の心理的距離は一般の客よりも近づいています。
貴方が話し彼女が笑い、貴方も笑うことで信頼関係を深めていけば、彼女は貴方の来店を心待ちにしてくれるようなります。
彼女との短い会話のなかで貴方は心理的な距離を把握しながら、タイミングを見計らいデートに誘いましょう。
美容室の彼女であれば、カットしてもらいながらカフェの話でもして、話の流れで二人でカフェに行くことを提案すればいいんです。
まとめ
問題は貴方の勘違いによる認識で彼女からストーカー扱いされないように気をつけることです。
女性から気持ち悪い人だと認識されてしまっては、もうどうすることもできません。
男性と女性には、相性があります。
顔や年齢や身なりに大きな拘りがある女性もいます。
相手の女性が、少しでも迷惑そうな顔をしたり困った表情をした場合は、すっぱり彼女の存在を忘れましょう。
美容院の彼女に嫌われたり、コンビニの女の子に嫌われても、他の店はいくらでもあります。
店を変えて、他の店の女性に声かけをしながら女性と知り合うタネを撒きましょう。