【ほどほどに愛しなさい。長続きする恋はそういう恋だよ】
英国の劇作家で詩人 シェイクスピアの言葉です。
ほどほどに愛しなさいとは、どういう意味合いがあるのでしょう?
いくら大切な女性であろうと、猪突猛進で突き進むのはリスクもあります。
彼女だって仕事や友人とのおつきあいなど予定があります。
お互いが愛し合っていても、貴方が全力疾走をしていたら彼女は置いてきぼりになります。
これから先、貴方も全力で走り続けるなんて不可能ではないですか?
身体を鍛え上げ陸上を極めた選手でも、試合となればペース配分を考えます。
短距離走であれば100メートルで勝負は決まりますが、長距離マラソンの42.195キロを短距離のスピードで走り抜くことは不可能です。
一夜限りの恋であれば短距離走のペースでいいですが、恋愛から結婚への道のり、そして家庭を築き家族を作るつもりであるならば、その長い行程を全力で走るなんて、後先考えず崩壊へ向けて走るようなものだと思います。
貴方は変わったと女性から言われ「俺も疲れているんだ」なんて言い訳は女性に通用しません。
恋愛中に全力疾走していたら、結婚後も全力疾走を求められます。
結婚した後の方が走る距離は長いですから、結婚した後も恋愛中のハイペースで走り続ける自信がなければ、ほどほどに恋愛することが恋愛も婚姻関係も長続きさせる秘訣です。
だったら、どうペース配分をすればいいのでしょう?
答えは、全力で走る時と、力を抜き自然体でいる時と使い分ければいいんです。
どこで全力を出すのか陸上では、ライバルと競っている時、ゴール前など力を出すべき所が決まっています。
恋愛や結婚も、ここぞと言う時に全力を出せばいいんです。
女性は記念日をとても重要視します。
誕生日、クリスマス、ホワイトデー、交際を始めた日、2人が結ばれた記念日など、近頃では恋愛一ヶ月記念日なる記念日まで女性は作り2人の愛を祝います。
その記念日で男性が手を抜いたりしたら、完全な手抜きだと女性は思います。
記念日だけ全力疾走すれば、後はペースを落としても大丈夫です。
ポイント ☆全力で愛する方がいいが、ペース配分も考えて♪
シェイクスピアは1616年に亡くなっています。
400年以上前の時代でさえ、恋愛にかける情熱の配分をどうすればいいのか、シェイクスピアが語っていたとは驚きです。彼は『ロミオとジュリエット』の戯曲者でもありますから、恋愛について考え尽くしていたんでしょうね。
(シェイクスピア 英国の劇作家、詩人 / 1564~1616) Wikipedia