男女の交際は、愛の中央収束で収まり成り立っている。
簡単に説明すると、互いが思う相手に対する「好き」と言う気持ちの強と弱で優劣が決まり、互いが求める中間点で恋のやりとりが行われていると言う事です。
A君はB子さんのことを好きで好きでたまりません。
A君はB子さんに「映画に行こう」「食事に行こう」と提案すると、B子さんは快く承諾し二人で映画や食事をしていました。
A君は何回もデートを重ね親密度も増したと思い「二人で旅行に行こう」とB子さんを誘いましたが、B子さんは二人で旅行に行くことを拒否しました。
なぜ何回もデートをして、二人の親密度は増しているはずなのに、B子さんは旅行を断ったのでしょうか?
それは互いの相手に対する気持ちに差があったからです。
A君はB子さんのことが大好きで、将来は結婚したいと考えている。
B子さんはA君の事を友達だと思っている。
A子さんは二人の距離を縮め関係を深めようとしているB君のことは嫌いではありませんが、旅行に行くほど親密な関係を望んでいません。
だから、B子さんは旅行にいくほどA君と関係を深めたくないけど、友達関係を解消してまでA君を拒絶するのも気が引けるので、A君が望む関係とB子さんが思う関係の中間点でB子さんが妥協していた訳です。
恋のやりとりは二人の優位性のバランスで収まります。
A君がハードルを上げたい気持ちと、B子さんがハードルを下げたい気持ちの中央値で交際はおさままります。
もしも、A君がB子さんの思う友達以上の関係を望み強引な行動をすると、B子さんは友達関係さえも断ち切る可能性があります。
男性側に圧倒的な優位性がある場合は、ホテルに行くときだけ優しいとか女性を都合良く利用する傾向があります。
女性側に優位性がある場合は、男性に無理難題を要求したりしますが、なんとしても関係を維持したい男性であれば、女性からの無理難題を受け入れるしかありません。
手っ取り早く説明しますと、惚れた方が負け状態ですね。
年収10億の男性ならば、少々浮気をしても女性は離れていきません。
10億の男性が他の女に入れ込んだとしても10億を使い切ってくる可能性は低いですから、自分にもメリットが残っています。
それに年収10億の男は人口の数%ですし、そんな男性と知り合う機会など女性にそうそうありませんから、たかが浮気ぐらいで男性を離しません。
しかし、年収300万の男が浮気をしたら女性は「ふざけるんじゃないわよ」と男性と別れる可能性は高いです。年収300万でいいなら代わりはいくらでもいるし、お金に替わる価値が見いだせない男性であれば、女性はスパッと切り捨てます。
「好き」と言う互いの気持ちの中央値は、お金やルックスなどに影響されますから、男性としては自分の価値を高めなければ、恋愛においての優位性は得られません。
年収やルックスなどが低い男性はどうすればいいのか?
それは、女性に誠意を見せるです。
「愛してるよ」「君だけだよ」「浮気はしないよ」「命がけで君を守るよ」「幸せにするよ」
殆どの男性が結婚するときに誠意を見せて誓うことで優位性を上げ自分よりも上位の女性と結婚するわけですが、3割の夫婦が離婚している現状をみますと誠意などなく嘘つき男性が多いということになります。
しかし、優位性に劣る男性は、現状を見る限り女性に嘘をつかなければ結婚できないのが現実ですから、男性の誠意とはなにかと女性視点で考えると疑問がでてきますが、誠意は使い勝手の良い曖昧なものでしかないんです。
それでも、出世するなり、魅力的なダンディーな男になるとか、家庭的で子煩悩な男になれば、結婚してから優位性を逆転させること可能です。
まとめ
「かかあ天下」「尻に敷く」なんて言葉がありますが、これも愛の優位性における中央収束が妻側にあるということですね。
「亭主関白」の中央収束は男性側にあります。
「かかあ天下」と「亭主関白」どちらに転ぶもあなた次第!
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