人は『美しい』『高価』『旨い』『希少』『優位』に価値を感じます。
何処に価値の重要性を置くかは人それぞれですが、恋愛に置いては『美しい』が大きな価値となります。
特に男性は女性の美しさに価値を見いだしますが、手の届く範囲にある美しさでなければ、たんなる憧れとなってしまいます。
たとえばフェラーリが欲しいと思っていても、とても手の届く車でないと分っていたら国産車の中からレクサスLFX、スカイラインGTR、スープラなどにランクを下げなければならないでしょうし、それさえも手が届かないのであればシビックTYPE Rなどのスポーツタイプの車を視野に入れての車選びになります。
しかしフェラーリに憧れている男性がシビックTYPE Rに乗ることになっても、シビックTYPE Rを疎かに扱うことも無く大切に乗るはずです。
これは男性の女性選びにも似た部分があり、石原さとみを理想とする男性の恋人が、理想通りの石原さとみ似の彼女を手に入れたとしても、その彼女は石原さとみ本人の容姿よりもかなり劣っているのが現実です。
まして石原さとみは、この世界に1人しか存在してないわけですから、希少価値もあります。
彼は石原さとみが理想だけど、美しく希少価値もある石原さとみと交際する希望を叶えることなど無きに等しいので、髪型とか服装とか雰囲気がなるべく石原さとみに近い彼女を愛したにすぎないのが本音かもしれません。
では、彼は仕方なしに石原さとみのレプリカと付き合っているのかと考えると、一概にそう言い切れるわけでもなく、彼は彼女のことを本気で愛していたりします。
それは、彼が自分の実力で交際できる、最高の彼女と交際しているから満足なんです。
もし彼が石原さとみと交際しょうとしたら、とてつもない努力を強いられます。
ごく普通のサラリーマンがフェラーリを手に入れるようなものですから、金銭的に手が届かないとなると状態の悪い事故車など訳ありのフェラーリを探しだしてローンを組まなくてはフェラーリを手に入れることはできません。
やっとフェラーリを手に入れても整備にお金が掛かります。
ちょっとした故障で100万なんてすぐ飛んでいきますから、維持管理に困った彼は早期にフェラーリを手放すことになるでしょう。
あとに残るのは借金だけなんて悲惨なことになります。
ひとときの愛の為にそこまでできるでしょうか?
美しい女性は自分の価値を知っています。
知っているからこそ、貧しい生活は望まないし、綺麗な洋服が欲しいんです。
美しい女性はフェラーリと同じでお金が掛かりますから、まっとうな男性は自分の身丈にあった女性と恋をします。
それを妥協だと言ってしまえばそれまでですが、実際は妥協ではありません。
フェラーリを諦め買ったシビックTYPE Rに乗ることになった彼は、シビックTYPE Rを綺麗に磨き上げ何処へいくにもシビックTYPE Rに乗って思い出を作ります。
雨の日も風の日もシビックTYPE Rが相棒です。
彼はシビックTYPE Rに少し傷が付いただけで落ち込みます。
コンパウンドで傷が消せなかったら、板金工場に持ち込み塗装をお願いします。
シビックTYPE Rがピカピカになって戻ってくると、彼は両手をあげて喜びます。
これがフェラーリだったら、このようになりません。
修理代を引き落とされた通帳をみて、落胆するでしょう。
女性と付き合うとは、そのような事なんです。
でも綺麗に生まれなかった女性は女性で苦悩があります。
コンパや婚活会場で男性から品定めされる場に行くと、美人ばかりに男性の注目が集まり、自分は茅の外なんてことが、しょっちゅうあります。
年齢も35歳をすぎると男性から二の次扱いされてしまいます。
女性が受ける評価は大きく容姿が影響します。
男性は学歴または財力など社会的な地位も評価されますから、努力で容姿を克服できる部分もあり女性よりも優位です。
女性の努力は、髪型・メイク・服装が主になりますから、生まれ持った素材で大きな差が生まれ努力にも限界があります。
逆に言うと男性は女性の容姿でしか女性を評価しないことになりますが、その評価方法の隙間を狙う男性は、良き妻となる女性を手に入れることが可能です。
フェラーリやレクサスLFX、スカイラインGTR、スープラを狙う男性を横目に軽自動車を狙うのです。
近頃は軽自動車の種類も増えて選び放題です。
狭い道でもスイスイ走れますしね。
燃費は良い、税金は安い、車庫証明はいらない、高速料金も安い、そのうえ手放すときに下取り価格が高いと、大きさとパワーを除けばメリットだらけ。
軽自動車を選択から外すのは愚かです。
これからの時代、順風満帆に人生を過ごせるとは限りません。
なにかあったとき経費の掛からない軽自動車は、逆に人生を豊かにしてくれます。
駐車場に車を入れるだけでも一苦労するようなフェラーリで食料品や生活雑貨を買いに行くなんてことは滑稽です。
フェラーリに乗るような人は、他にも実用的な車を持っているんです。
何台も車を所有して、時と場所などシチュエーションにあわせて車を使い分けているような男性だけがフェラーリに乗ることができます。
つまり愛人と本妻を使い分けできるような人だけが、フェラーリを維持管理できるってことなんですよね。
フェラーリを手に入れるか、スープラを選ぶか、軽自動車を選択するかは、貴方の気持ち次第です。
それにしてもフェラーリ 素敵すぎます。だれか助手席の乗せてぇ~♪
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