- 会話の途中で笑うと怒りだす人がいます。
- なぜ楽しいはずの会話で、人から笑われると怒るのでしょうか?
- 笑われたら怒る人は、昔の笑いしか知らない時代遅れの人です。
- 笑うと怒る女性と結婚(交際)するなら貴方はボケに徹する。
会話の途中で笑うと怒りだす人がいます。
ごく普通に会話を交わしていて笑顔で受け答えをしている時に「なんで笑うの?」と怖い顔で聞いてくる女性が極まれにいます。
コミュニケーションで笑顔は基本なのに、笑ったら相手の機嫌が悪くなったり怒りだすなんて意味がわかりませんよね。
相手の発する言葉を受け取った側となる自分の認識と相手が思っている価値観が違うと、スムーズな会話ができません。
大きな問題を抱えた会議とか、法に基づきやり取りする裁判など笑顔は禁物ですが、一般的な場だと笑顔は会話の潤滑油になるはずです。
しかし、普通の会話をしているときにも笑顔を見せると「馬鹿にされた」と思い込み怒る人も少なからずいます。
なぜ楽しいはずの会話で、人から笑われると怒るのでしょうか?
幼い子供でも人から笑われると怒り出す子供がいますが、それは成長過程での子供の会話力と読解力の幼さに原因があります。
小さな子供は経験も浅く意味深い笑いは理解できません。
転んだとか、頬にケチャップがついていたりする些細な失敗で、笑ったり笑われたりします。
幼い子供の認識できる笑いは失敗ですから、笑われたら自分が失敗して笑われたと思うんです。
昔のお笑い番組では、天井からタライが落ちてくるとか、犬に追い回されている滑稽さで笑いを取っていた時代もありましたが、今は捻りのない笑いは受け入れてもらえません。
昔の漫才のような馬鹿な人役のボケと賢いツッコミ役では、笑いは取れなくなりました。
近年は受け手となる人の知性や学歴が上がった上に、笑いが細分化されたが為に、老人子供でも笑えるような安易な笑いは無くなりつつあります。
子供でも理解できる笑いは「三瓶です」「ゲッツ!」「あるある探検隊」「そんなの関係ねぇ」「武勇伝」「ラララライ体操」「あたりまえ体操」「あったかいんだからぁ」「リズム縄跳び」「パンケーキ食べたい」など意味など意識することなく笑えるリズムネタ的な芸です。
でも「そんなんじゃ笑わないぞ」と言うお笑いマニアもでてきたわけで、子供にはわからない大人の笑いを評価するマニアも多くなってきました。
観客も考え抜かれた面白さを理解して、誰が一番先に高度な笑いを理解して笑うことができるのかを観客席で競うような一面も出てきているんです。
近頃のお笑いタレントなどは、高学歴で知的文化人の傾向が強く、オリエンタルラジオの中田敦彦さんは、偉人から歴史に企業などを題材に面白おかしくユーチューブで解説していますし、ビートたけしさんやタモリさんも文化人扱いです。
ピースの又吉直樹さんは芥川賞作家になりました。
近年の笑いのハードルはどんどん上がっていますから、もう経験値の少ない子供では笑いについていけなくなったわけで、多くの子供がユーチューブにある分かりやすい顔の表情と動作と声のトーンで笑える動画に逃げ込んでいる一面もあります。
ですから、一般人も近頃の笑いを理解できることは、笑いを理解できる知識人である証でもあるんですが、笑われたことで怒る人は、昔ながらのボケを馬鹿にして笑う感覚であって、笑われたら馬鹿にされたと受け取るために気分を害し怒るんです。
笑われたら怒る人は、昔の笑いしか知らない時代遅れの人です。
子供時代に何か失敗して同級生に笑われた、それが笑われて怒る人の認識でしかありません。
その人が笑うのは人を馬鹿にして見下したときですから、自分が笑われたら怒るわけです。
「なにもバカにして笑ったわけでもないんだよ」と説明しても、笑われて怒る人には理解できないので、根本的な笑いの定義から教え込まなければならないんです。
でも、その笑われて怒る人の笑いのツボは「相手の失敗をバカにする」ですから、笑いのスイッチが違うわけで直しようがありません。
ドリフターズのいかりや長介に叱られ怒鳴られる志村けんや加藤茶を観て笑っていた人には、会話の中で生まれるコミュニケーションで笑う潤滑油的な笑いは理解できない大人になれない子供です。(ドリフの批判ではありません)
ドリフの笑いは子供から老人、男子から女子まで万人ウケを狙って分かりやすくしている訳で、貴方がタンスの角に足の小指を打ち付けて、痛くて転げまわっていたら彼女は笑うかもしれませんが、そんな笑いのツボではコミュニケーションもとれませんから、結婚したとしても明るい家庭を作ることは不可能です。
笑うと怒る女性と結婚(交際)するなら貴方はボケに徹する。
彼女のことを笑うと怒るんですから、貴方は笑われる立場にならなければ、笑いのある明るい家庭は生まれません。
貴方が分かりやすい失敗をして、ボケなければ家庭はお通夜状態です。
でも彼女の笑いのツボは安易ですから、子供をあやす感じの笑いでいいわけで、変顔や服を前後ろ逆に着たりする程度で彼女は笑います。
笑うと怒る人を笑わせることは簡単ですが、問題もあります。
そもそも笑われて怒るような女性は、男性に笑いを求めていません。
笑いなんかどうでもいいんです。
冷静沈着でクールな男性に好意を寄せます。
貴方といても淡々と一日を過ごすような状態が普通なんです。
二人で食事をして、お風呂に入って、寝て、起きて、仕事に行く。
その合間に少しばかりの会話があって、一緒に過ごすことができれば彼女はそれが普通です。
そして、そんな家庭が非常に多くなっています。
笑われて怒る女性以外でも、観光地に行ったときにカップルで歩く男女を見て思うことがあります。
近頃、観光地で多く見かけるようになった外国からの観光客が笑顔で歩いてる中、無表情で肩を並べ歩いている日本人カップルが多いように感じます。
せっかく観光地に二人で来てるんだから、もう少し楽しんだらいいのに、日本人は感情を表に出さないなんて事も言われていて、笑顔でなくとも内心は楽しんでいるのであれば、彼女といる時ぐらい笑顔で歩いていても良いと思います。
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