商業施設やホテルなど、彼女とエレベータに乗る機会は多いと思います。
一般的なホテルだと6人乗りから
大規模な商業施設でしたら12人乗りとか
場所によってエレベータの乗車定員数は違いますが
やはり彼女とエレベータに乗るときは2人が理想です。
だってエレベータって個室みたいなものですから
たとえ数分のことであろうと
2人の世界を誰にも邪魔されたくありません。
マンションのエレベータなんかだと
「エレベータ内での喫煙禁止」
「エレベータは子供の遊び場ではありません」
なんて注意書きが貼ってあったりしますが
「エレベータ内で恋愛禁止」なんて張り紙はないでしょう。
エレベータのドアが閉まってから開くまでの束の間の一時。
彼女を抱き寄せ「チュッ」って唇を重ねるのは刺激的です。
そして彼女が頬を赤らめ貴方に言います。
「カメラあるよ」
貴方は彼女が指さしたエレベータの天井に目をやると
黒いドーム型の監視カメラの存在に気づきます。
そしてエレベータのドアが開きエントランスにでたら
2人を待ち受けるのは小窓からこちらを見ている管理人。
管理人はモニターで見ていたのでしょう。
貴方が心の中で「やぼな奴め」と言ったとしても
それは、貴方のお門違い。
管理人は住民の安全を守るため、モニターを監視していたにすぎません。
たまに、お気に入りの若奥さんが高層階から降りてきた場合は
若奥さんがエントランスに到着するまで、手鏡で自分の髪型を気にすることはあるでしょうが、それはそれで管理人も人の子でご愛敬。
大目に見てあげましょう。
↓それでは本題に入ります。
エレベータを利用した彼女を射止める方法
貴方が勤める会社のエレベータで、貴方が目をつけていたお気に入りの彼女と2人っきりになる場面もありうるでしょう。
ほんの数分のことではありますが、貴方にしてみれば一世一代の大チャンス。
エレベータのドアが閉まって、エレベータから彼女が降りるまで、限られた少ない会話で彼女を口説き落とさなければなりません。
彼女と部署が同じであれば、顔を会わす機会も多く焦る必要もありませんが、大企業だったり、各社が入居する総合雑居ビルであった場合は、憧れの彼女と個室内で二人っきりになれる場面はそうそうあるはずも無く、この訪れたチャンスを逃すわけにはいきません。
ドアの上にある階数を示すランプを見つめて平常心を装うのは、愚の骨頂。
貴方は勝負にでなければなりません。
もしも、貴方が彼女よりも先にエレベータに乗っていて、彼女が乗ってきた場合。
貴方はなるべく自然体で階数ボタンの開くを押しながら「何階ですか?」と聞きましょう。
彼女が「自分のことは自分でします」とか「秘密!」なんて答えたら、貴方の恋はそれで終わりです。
彼女のことはキッパリ諦めましょう。
しかし「六階をお願いします」と彼女が答えたなら恋が花咲くチャンスです。
貴方は真面目に階数ボタンの一階を六回連打します。
そんな貴方を見た彼女は唖然です。
まぁ普通そんなことされたら誰でも驚くでしょうが、貴方は冷静にオチを付けなければなりません。
貴方は驚いている彼女に告げます。
「え?おもしろくありませんでしたか?社長にはウケたんですけどねぇ」
ボケをかました以上、自分で撒いたボケを自分で回収するわけです。
彼女が爆笑したら貴方と彼女は、もう赤の他人ではありません。
爆笑まで行かず小笑いでも、貴方の事を彼女に印象づけはできました。
あとは廊下ですれ違うときや、食堂でも退社時でも、彼女を見かけたら彼女に話しかければいいんです。
しかし、この方法を使うには、貴方が彼女よりも先にエレベータに乗っている必要があります。
私があげた上記のパターンを貴方が真に受けて、仕事をさぼって一日中エレベータでチャンスが来るのを狙っていたら、貴方は『エレベータボーイ』なんてニックネームを退社するまで背負うことになります。
それは男としては不本意ですから、
彼女が先にエレベータに乗っていた場合の想定もしておきましょう。
エレベータのドアが開いたら彼女が一人で乗っていました。
貴方はエレベータに乗り込む→ 彼女が階数を聞いてくる→ 貴方は階数を告げる→ 彼女は階数ボタンを押してドアの閉まるボタンを押す→ ドアが閉まる寸前に貴方は忘れ物をしたふりをしてドアの前に手を差し出す→ ドアが閉まる→ 貴方は指先をドアに挟み悲鳴をあげる→ 彼女が驚き貴方を助けようと貴方の手を掴み引く→ ドアの隙間から貴方の指が抜ける→ 貴方の手の指がない→ 彼女が悲鳴をあげる→ 貴方は折り曲げていた指を伸ばし彼女に見せる→ 彼女が安心すると同時に騙されたことに気づき笑う。
どうですか、これ。ドッキリを利用した心理的お近づき作戦です。
それに彼女はドアに挟まれた貴方の手を引き抜こうとして、すでに貴方と触れあっているのです。
昨日までの貴方と彼女との関係性を思い起こすと奇跡です。
もうステディな関係と言っても過言ではありません。
完璧でしょ、この方法。
しかし欠点もあります。
ドアの隙間に指を入れすぎた場合、安全装置が稼働して再度ドアが開いてしまいます。
安全装置が作動しないでエレベータが動き出したら、腕ごと引っこ抜かれる危険もあります。
これは、禁断の恋愛攻略法で微妙な指入れが求められる作戦で、鉛筆の先に鳥の羽を乗せるような繊細さが必要な危険技です。
だから私はお勧めしません。
(注・この技を熟知している男性は、ドアが閉まるタイミングに合わせ最初から指を折り曲げ挟まれたフリをします)
命がけですから、ジャッキーチェンやトムクルーズだけができるアクションです。
演技力と強靱な肉体を持った男が、念密なリハーサルと経験豊富なスタッフがいてこそできる手に汗握るシーンなのです。
そんなわけで、貴方は二枚目スタントマンを代役に立てた方が上手く行くと思います。
頑張りましょう!
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