女性は基本受け身です。
お見合いをするにしても、美容室へ行き、服を選び服に合う靴を選び、指先にはネイルを施し、アクセサリーを厳選して、時間をかけてメイクをして、全身を鏡で確認してから見合い相手に会いにいくわけです。
そして男性と会うと、受け入れ作業に入ります。
それは男性が放出してくるアピールを、まず受け止めないと判断ができないからですが、その受け入れ作業が、もの凄く疲れます。
男性が放つオーラ(言葉、容姿、人間性など)を受け入れたことで、喜びを感じることができれば後々のエネルギーとなりますが、それがマイナスのエネルギーであった場合は最悪です。
受け入れ作業が、苦痛で耐えられない場合は、無礼を承知で帰ってしまいたいときもありますが、食事が終わるぐらいまでは我慢します。
帰ってから交際を断ったとしても、そんな男性と会ったことを後悔しつつ忘れようとしますが、一度受け入れてしまった分、忘れるのにも時間がかかります。
手の汚れなら手を洗えば済みますが、精神的に受けた汚れはなかなか落ちないのと同じで、ずっと心の何処かに、そんな男性と空間を共にした汚点が気持ちの中に残るんです。
冒頭で書いたように女性は男性と会う前から、計画的に身なりを整え時間も労力もお金もかけているので、意図せぬ男性と会ってしまった事に後悔がさらに拡がります。
動物学的に女性は受け入れる性ですから放出型の男性とは、そもそも方向がちがいます。
男性にとって目の前に現れた女性が、最低最悪な女性であっても、連れている女性で男性は評価されたりしますから人目を気にするだけで、女性が放つ負のオーラを感じたとしても、精神的な苦痛は受け取りませんから男性自身の心が汚れることはなく、今回の見合いは「ハズレ！」程度の認識なんです。
男性は相手が自分を気に入ってくれるか、拒否されるか二択なので、楽と言えば楽だと思います。
もしも、女性が男性を受け入れ結婚した後に待っているのは、炊事洗濯と子育てです。現代は家電製品も育児用品も発達し、イクメン男子が増えているとはいえ、それは女性も働くことが前提となっていたりして、作業量は圧倒的に女性が多くなる傾向があります。
イクメン男子も動物学的に理にかなっていなく理不尽です。
子供が夜泣きしたときに子供の声で起きるのは女性です。それは男性の子供の泣声に反応する感度が女性よりも劣るからですが、男性に子育てを手伝わせる事は、雄と雌の役割分担において生理的に不自然なことを男性に押しつけていることになります。
しかし現代の子育てでパートナーの協力は絶対不可欠ですから、女性は男性を厳選しなければなりません。
見合いで男性と会ったときの女性の受け入れ作業は、つがいとなる男性を事細かく分析しながら、心の中にある物差しにあて厳選しなければならず、身も心も疲れ切りヘトヘトなります。
そして物差しに合わなかったら、心の中に入ってきた言葉と気持ちを自分の外に出して処理する作業が女性には必要です。
その外に出す作業が男性の数倍から数百倍かかるので女性は大変なんです。
言葉だけならまだしも、キスやセックスを受け入れてしまうと、負のオーラは数年から数十年残ります。
AV女優の自殺率が一般人よりも高いとされているのは、こういった要因もあるのではないでしょうか？
好きでも無い男性を受け入れる行為は、女性にとって大問題なのです。
そもそも女性は行きずりの恋など、生まれてくる子供の事を思うと本能的に拒否して当たり前なんですから、それを無視した男性との交わりは女性の精神的な負担となることは必然です。
もともとそんな恋は生理的に拒否するようになっているんでから。
女性は感情的で男性と女性が、お見合いで会った時、同じお見合いでも男性と女性は残る記憶が違います。
男性は京都の料亭で奥から二番目の庭の見える部屋で鴨を食べたなんて事は覚えていますが、女性は彼に何を言われたか、なにを聞かれたか、食べ方が汚かったとか、どんな服装だったかを元に自分の感情を記憶します。
過去の写真を見たときも思い出すことは男女で違います。
一枚の写真の中に男性は情景と場所の記憶を思い起こしますが、女性はその写真を撮ったときの自分の気持ちを思い出します。
楽しかった悲しかったや、寒かった暑かったに加え、その写真を撮るときに彼から何を言われたなんてことまで思い出します。
男性が見合いをするときは、女性がどのような気持ちで、貴方の前に現れたのかを意識しておいて欲しいと思います。
男性に女性の深層心理を意識しておいてもらうだけでも､女性の受け取り方は違います。
女性が受け身であることを貴方が考慮してくれるだけで、貴方に対する好意は高まるはずです。
↓独身男性応援ブログお勧め記事。
